通信講座「白樺キノコ(チャーガ)入門」開講にあたって

 5年ほど前、北海道を基点に始まった白樺に寄生してできるキノコチャーガ」(カバノアナタケのお茶は、今や全国的に広まってきました。


 ほんの3年ほど前までは、インターネットで検索しても300〜400件しかヒットしなかったのが、今日では、ヤフー検索で見ると、「チャーガ」(538,000件)、「カバノアナタケ」(418,000件)、と飛躍的に増えてきました。


 それらほとんどの健康食品販売会社のHPには、チャーガは「2万本に1本の白樺の木にしか見つからない!」とか、「抗酸化力はアガリクスの23倍!」とか、「β−グルカンはアガリクスの3倍!」などなど、センセーショナルな宣伝文句が並んでいます。


 そのような宣伝文がどのような資料にもとづくものか知りませんが、高価な商品を売るために、いたずらにチャーガの希少価値を強調しているように思われます。


 筆者は、数年前に安保徹教授「免疫革命」という本を読んで、大変に感銘を受けましたが、それと前後してチャーガカバノアナタケの存在を知り、大自然と生命の不思議さに眼を開かれました。


 大学時代にロシア語をかじったので、ここ数年、ロシアの研究論文などの文献をコツコツと読んできましたが、興味深い内容がたくさんあります。


 日本ではこのよう資料は知られていないようですので、チャーガに興味をお持ちの皆さまに、本場ロシアの情報をご紹介したいと考えて、「白樺キノコ(チャーガ)入門」講座を開講することにしました。


 私は、医者でも植物学・薬学などの専門家でもありませんが、ロシアのチャーガ情報を正確にお伝えすることはできると思います。ご質問にもできる限りお答えして行きたいと思いますので、ご遠慮なくコメントして下さい。


 皆さまが、より正しくチャーガカバノアナタケの持っている可能性を理解し、それを健康維持に役立てていただければ、幸いです。